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【そもそも論】なぜ転職を勧めるの?同じ会社にいるのはダメなの?

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こんにちは。同じ会社にいるという選択肢がまったくない氷河期の住人だよ。

まさかとは思いますが、「いい会社に入って定年まで過ごせればいいや」と思っている人いますか?

・・・甘いです。ココアを牛乳の代わりに雪印コーヒーで作っちゃうくらい甘いです。だってもう、そんなの時代劇の世界の話なんですよ・・・?

今回は、『なぜこのブログがやたらと転職を勧めるのか?』という疑問にお答えします。

もう答えから言いますが、転職せざるを得なくなるからです。

これを読んで納得して頂いた上で、転職を開始してください!

なぜ今、転職を勧めるのか?という疑問にお答えします!

なぜ1つの会社に留まり続けるの?

転職は「悪」なの?

もう平成も終わって令和になりましたが、いまだに日本では「転職=悪」というイメージを持っているように見えます。

しかしみなさんもご存知の通り、欧米では転職は当たり前です。どんどんステップアップしていくのです。 欧米は家もそうです。どんどん大きくて古い家(欧米では古い家のほうが価値があるとされています)に引っ越します。

そもそも、社会に出たばかりの新人の多くが大企業に入ることが良くないのではないかと思います。小さい会社から転職してステップアップするのが正しいキャリアの積み方だと、私は思います。

以下参考記事です。キャリアを積むのが本当に大事です。

40代の転職で最も大事な”キャリアを積む”とは?

最初から大企業に入れちゃうから、その入った人が使い物にならないベテランになって転職市場に出てくる、というのが私の持論です。なぜなら、基礎がない上に建物を建てるようなものだからです。

ボール盤で穴をあけたこともない人が設計やってたりしますからね。普通に。

大企業に入社して定年まで過ごせる?

大企業は絶賛リストラ中

みなさん、最近大企業が業績好調なのにリストラしてるのはご存知ですよね?

本当に定年まで過ごせる人は、ごくわずかです。特に就職氷河期の逆、つまり売り手市場の年に入社した人は覚悟してください。ピンポイントのリストラは今後もあるでしょう。

雇用の流動化

もう一つの不安要素は、雇用の流動化です。社員を解雇しやすくして企業の新陳代謝を促すものです。

なんだかアメリカ的ですね。(ちなみにEUは簡単に社員を解雇できません。日本以上に厳しいです。)

現時点で導入されるかどうかはわかりませんが、今の情勢を考えると「導入されなくはない」といった感じでしょうか。

このように政策によって状況がコロコロ変わるのは、農家の方が慣れてるかもしれません。

農業機械を買うのに補助金が出るか出ないかは政策によって変わりますし、貿易協定によって将来設計も変わります。サラリーマンもそういう状況に備えることが求められるのではないでしょうか。

要は、転職せざるを得ない時代が来るということです。

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私が転職を勧める理由

突然解雇されてもたくましく生きるため

人生は、何が起きるか予測不能です。現に私は2回、景気悪化を理由に突然解雇されました。うち1回は2週間後に職を失うという突然のことで、そんなの予想不可能です。

私は慣れっこでしたので平気でしたが、そんな時、仮に新卒から20年勤めてる人ならどうなるんでしょう。下準備なしで超景気が悪い時にいきなり放り出されると、間違いなくグレードダウンの転職をすることになるでしょう。

だから、常日ごろから転職できるよう準備しておくのです。マラソンだって、かなり前から練習をしますよね? 転職も同じです。

外部に「ものさし」を持っておくため

一つの会社に長く勤める人たちは、「自分の会社でやってること=常識」と思っています。

例えば毎朝掃除をしている会社に勤めてる人は、毎朝掃除をするのが常識です。しかし毎朝掃除をしている会社って、そんなにあるわけではありません。

で、その人が他の会社に転職して言います。「なんで毎朝掃除をしないの?常識だよ?」

何を大げさな例えを・・と思いました? 実際そういう人が非常に多いんですよ・・・

そして、転職してきた人は、自分が今までやってたように仕組みを変えようとします。変わらないといけないのは転職してきた人のほうなのですが・・・

でもこうやって外のやり方にさらされるほうが、本当はいいんですけどね。いろんな意見を持った人が議論に加われば、きっといい方向に進むはずです。

要するにその会社の「ものさし」は、他の会社では使えないんです。なので他の会社に触れて、「ものさし」を万人向けのものにしていくんです。そうすれば、どこに出しても活躍する人ができます。

そのためには転職するしかないのです。

年収を上げるため

転職は年収が下がる・・・と思っている人、多いですよね。

でも年収を下げてる人は、大手から中小企業に行ってる人、もしくはちゃんとキャリアを積めてない人です。

(↓こちら参考です。濃いキャリアを積むための方法をまとめました。)

濃いキャリアを積むには?『仕事』と『作業』の違いを知る

正しく転職すれば年収は上がります。(少なくとも維持はします)

「社内規定」を飛び越えるのが転職

どの会社にも「社内規定」というのがあります。(無いのは相当ヤバいです。)だいたい社内規定で給料は決まっていますし、昇進だって決められています。
なので普通に会社にいると、どれだけ優れていようと規定通りに昇給し、昇進します。

転職はこれを飛び越えていきます。

あなたの持っている能力がちゃんとアピールできれば、基本給の上乗せも期待できます。
あなたのキャリアが優れていると判断されれば、上の等級からのスタートも可能です。中小企業の場合、転職した直後に課長や部長からスタートすることだってあります。

社内規定を飛び越して、あなたのキャリアに相応しい役職や年収に上げることができるのが転職です。

・・ただその逆になるケースもおおいにあり得るので注意が必要ですが・・・

おわりに

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。私が転職を推してる理由、おわかりいただけたでしょうか?

特に就職活動でうまくいかなかったあなた、転職は必須だと思っていいです。やりたいことがあるなら力を溜めて叶えにいかないと、人生は一回しかないんですよ?

それに、どこにいたって安定はありません。最も安定していると言われている地方優良中小企業だって安泰ではありません。(公務員くらいでしょうか・・・?)

さあ、「こうなりたい」と思う姿に向けて、準備を始めましょう!


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