就職氷河期世代がお送りする中小企業への転職&仕事術ブログ

転職のベテランが考える「40代の転職」のポイント

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こんにちは、氷河期の住人です。

これを読んでいらっしゃるということは、今の会社に満足していませんね?
・・大丈夫です、それが普通です。私も6社目ですが、満足した会社なんて現職を含めてありません

満足しないとなると、みなさん転職を考えますよね?
でもいざ転職というと、

〇 どういうタイミングで転職していいかわからない
〇 どういう準備をしていいかわからない
〇 自分をどうアピールしていいかわからない

という声をよく聞きます・・・私もそうでした。

そんな転職をお考えのかたに、転職5回を誇る「転職のベテラン」(違和感と悲しみのある言葉ですね)が転職のポイントをテーマに書いてみます。

最大のポイントは、心に余裕を持っているかどうかです。これだけでうまくいきます。

読んでくださった方が、思い通りの転職を決めて頂けるように書きました。

転職のベテランが考える、転職のポイントとは

会社にいる転職コンサルタント – 私について

簡単にプロフィールです。

私は現在6社目の会社にいますので、5回転職しました。
今までで延べ200回以上採用試験を受け、内定を頂いたのは20回以上です。(小さい会社も含めてなのでたいしたことないですが・・)私の友人にも転職回数が多い人が多く、そのあたりの話を合わせると、・・・ちょっとした書籍ができそうな感じです。

しかも不思議なもので、転職を重ねるごとに内定を頂ける確率が上がってきております。
転職のノウハウがもう体に染みついてきてるのでしょうか・・いいことなのか悪いことなのか。

そのノウハウを社内の人に少しだけ公開したところ、前職くらいから「会社内にいる転職コンサルタント」みたいなポジションに収まってます。
たまにこっそり「転職したいんですが」と相談されます。そんな時に話す内容のごく一部を書いています。

転職の最大のポイントとタイミングについて

転職の最大のポイント

いい転職をするために私が最大のポイントだと思っているのは、これです。

Point!心に余裕を持っている時に転職活動をすること

なんだ、そんな事かよ!・・と思ったかもしれませんが、だいたい皆出来ていません。冷静を装っていながらも、めちゃくちゃ焦ります。なぜ?

・・心に余裕がないと、どうしても今の環境から離れたくて、かなり妥協して転職先を決めてしまうからです。これで転職に失敗した、自分の体験談でもあります。

転職をしたいと思った瞬間って、

Point!① 会社や上司への不満がくすぶった状態(通勤時間が長い、とかも含めます)
② 何らかのダメ押し(給料が下がる、上司が変わるなど)

じゃないですか?私も含めて、こういうケースが非常に多いです。
でも、ちょっと待ってください

こんな状態で転職活動をすると、どうなるでしょうか?

① 内定が出る
② その瞬間に「あ、解放される」と思う
③ 当初の転職条件を妥協してでも内定の出た会社に行く

というふうになります。その場から解放しれくれる新しい職場がバラ色に見えてしまい、悪い条件を見落とすのです。

なので、できるだけ仕事にプレッシャーのない、心に少し余裕のある時期を狙って活動することをおすすめします。

「転職したい!」と思ってから活動するまで、1~2ヵ月踏みとどまってください。少し落ち着いてきたところで本格的に転職活動を始めると、目先にとらわれない良い転職ができるはずです。

注)下に書いてますが、景気が悪くなると転職しにくくなります。その場合は早めに転職してください。

でも仕事にプレッシャーの無いときって、転職のことを考えなくなりがちですが・・

タイミングのいい時期とは?

できるだけ景気のいい時に転職活動をすることです。当然といえば当然ですね。景気のいい時は仕事が忙しくなりがちですが、その中から時間を取ってでも転職活動する価値はあります。

好況=人が足りない  →  採用されやすい
不況=人が余る  →  採用されにくい

景気が悪いとパワーバランスが完全に企業寄りになり、就職氷河期ばりの面接官上位の面接になってしまうからです。

後に書きますが、とにかく中途の採用試験の最重要ポイントである「対等の関係」を築くことが大事で、そのためには景気が良くないと難しいです。

転職の準備を始めましょう

転職の手順とは?

転職を始めるには、私が思うに以下の順番がいいと思います。

Point!① 業界や勤務地をある程度絞る(自分の棚おろしをする)
② 転職ストーリーを作る
③ 転職エージェントを探し、登録する

これを説明しますと、だいたい皆「エージェント登録が先じゃないの?」と言います。

でも先にエージェント登録すると、だいたいこうなります。複数人の経験談です。

Bad…(1)最初にいろんな求人票をドバっと渡されます。
(2) その中だけで企業の良し悪しを判断し、一番良さげな所に面接に行きます。
(3) 志望動機や退職理由に一貫性がなく、落ちます。
(4) 落ちるたびに他を勧められ、気が付いたら希望にほど遠い会社に転職することに・・

ものすごい悪循環です。

エージェントは登録されたら紹介するのが仕事です。上のようになっても、彼らはやるべき仕事をやっているだけで、何の落ち度もないのです。(上手いエージェントはそうならないよう教えてくれるんですけど、全員がそうではないですから・・)

良い転職をするのなら、しっかり「こういう業界でこんな仕事をしたい」と伝えるのがエージェントにとっても自分にとっても良いことだと思います。

何度も言いますが、焦ってはいけません。

将来の自分をじっくり考えましょう。

業界や勤務地をある程度絞る(自分の棚おろしをする)

まず、将来の自分を想像します。10年後どんなふうになりたいか・・

同じ業界でいくか、違う業界に行くか

ちなみに業界とは、製造業という業種の中の『自動車業界』、『半導体業界』、『生産設備業界』などというくくりを指します。(製造業→サービス業などは業種替えになります。すいませんが、これは私の守備範囲外ですし、全くの未経験者扱いになるのでおすすめしません)

業界を変えない人は業界専門スキルを求められます。以下(自分の棚おろし)を読んでもらえると、自分のスキルをもう一度確認しやすくなると思います。

業界が変わるとノウハウやモノづくりの仕組みが変わりますので、環境をガラッと変えたい人は良いと思います。その反面で、適応能力とポータブルスキルを求められます。

ポータブルスキルを考えてみよう(自分の棚おろし)

ポータブルスキルとは、よその業界、会社に行っても使える能力を言います。

例えば機械設計の人ですと、CADを使う能力であったり、製図技術、解析や計算をする能力です。製造業以外の人にわかりにくいですね。

居酒屋の人だと・・・外食業で働いたことないのですが・・仕入れ、接客、レジを締めたりするのもホテル業界に持って行け・・ると思います。

このポータブルスキル、業界を変えない人も考えてみましょう。しかも、できるだけ細かくです。例えば、

  • 現場の人と上手くコミュニケーションが取れ、上手く仕事が進められた
  • 稟議書などの承認をもらうときの説明が上手い
  • 整理整頓ができてて、書類を探すのが早い
  • カンが良く、よくわからない壊れ方をしたものの故障原因を探すのが得意

なんでもいいです。とにかく自分を振り返って、良い所があったら全部書きましょう。

・・・はい、これで自分の棚おろしも完了です。ここに出てきたものが、あなたのアピールポイントです。自己PRにも書いちゃいましょう。

あまりいいスキルが見つからなかった人は、勇気を出して職場の友人などに聞いてみましょう。あなたは当たり前だと思っていることも、周りから見ると立派なアピールポイントだったりします。

あれ?業界を考えていたはずなのに自己PRができた・・?

自分に思いを巡らせていると、不思議と色々見えてきませんか?

そうです、すべては繋がっています。この『繋がり』が次で説明します『転職ストーリー』の重要な要素になります。

② 転職ストーリーを作る

面接でふいに想定外の質問をされて、パニックになることがありませんか?

私もよくありました。固まっちゃいますよね。

よほどトリッキーな質問ならしょうがないのですが、実はこれを予防する方法が一つだけあります。

それは、『転職のストーリーを作る』です。

これだけだと「何それ?」となるので、説明しますと

  • これから目指す**のために
      ↓
  • 今の会社では**なので
      ↓
  • 御社で**したい

というストーリーを自分で考えます。

これはどういうことかと言いますと、

  • 今の会社では**なので

退職理由

  • 御社で**したい

志望動機

  • これから目指す**のために

御社でやりたいこと、最終目標

この3つに1本の筋が通っていると、その筋を基に会話を展開するだけなので、よほどトリッキーな質問がこない限りブレることはありません。これだけで説得力が全然違うのです。

この「自分の棚おろし」と「転職ストーリー」で面接対策はほぼ終わりですが、問題はどの会社でこれを言うか、です。

③ 転職エージェントを探し、登録する

ここでようやくエージェント探しです。①と②でどういう会社に行きたいかがほぼ決まっているはずです。それを条件として伝えましょう。

エージェントについては検索すればすぐ出てきます。

その中で、全国展開しているエージェントと地元限定のエージェントがあります。

どちらがいいか?というのは一概に言えませんが、私の感想としては

  • 地方の優良企業に行きたい場合は地元限定エージェント
  • 東証一部の企業の地方工場や支社、県をまたいでもいい場合は全国展開エージェント

というのがざっくりした特徴です。詳細について語っても担当エージェントによっても全く違うので、あまり参考にならないと思います。

これで企業選びから面接対策までできたと思います。あとは実践あるのみです。

面接でどういうアピールをするか?

すでに答えは出ています

ここまで読み進めたということは、もう答えは全て書いてあります。

棚おろしした自分の良い所をアピールしてください。

ここで一つ、けっこう大勢の人が気にしていることがあります。

  • アピールと言っても、言い過ぎたら入った時にプレッシャーになる・・・
  • 「面接のときにできる、って言ったよね?」って言われたらどうしよう・・・

アピールしすぎると後で困る問題です。

これについて私は、

  • ウソは論外(バレたら最悪の場合、解雇されます)
  • 本当にやってきたことはちゃんとアピールすべき、気持ちなど感覚・感情は15%増しくらいまではOK

という見解です。

※ただし15%というのは感覚的な話の時に感情を込める割合のことで、職歴とか数値がハッキリしたものは盛ったらいけませんよ!

なぜ気持ちのチョイ盛りが許されるかというと、日本人の特徴である「謙遜(けんそん)」で、自分を過小評価しがちだからです。それに、企業もややオーバーに言いがちですしね。

実際に会社に入ってみると、会社の様子が「面接の時に言ってたのと違うじゃん!」ってけっこうガッカリすることが多いです。当たり前ですが、企業側も『良いこと』しか言いません。悪いところはダンマリするのです。あなたも同じで、『良いこと』以外は言う必要全くナシです。(営業マンの人は心得てますよね)聞かれたら誠実に、正直に答えましょう。

もう一つ、面接で謙遜は損以外のなにものでもないです。自分のやってきたことをこれでもか、というくらい自慢してください。こういうのは欧米人がすごく上手いです。

面接をしている側も、最初から面接で聞いたことの70%くらいの実力と想定しているものです。(実際に私の過去の上司たちも人を採用するときにそう思え、と教えてくれました)

なので舞台に上がったと思って、自分を自信満々でアピールしてください。いつだって堂々としている人は仕事ができそうに見えるものです。(プレゼンも同じですよね)

転職者と企業は同等の関係

私は本来、よほど未経験分野に行かない限りは転職者と企業(面接官)は同等の関係と思っています。

転職の場合は今まで積み上げてきたもの(自分の棚おろしで見つけたPRポイント)があるのですから、何も積み上げがない新卒みたいに過剰にへりくだる必要はないと思います。

話を聞いてると、多くの人は『就活本』の影響を引きずりすぎだと思います。あれは「新卒」という社会人未経験者用の本なので、「学生が下」という目線で書いてあるのです。
経験者は年数にもよりますが、もっと対等であるべきだと思います。なので自信を持って自分をアピールしていいと思います。

企業が優秀な人材が欲しいのに対して、転職者(こちら側)もいい会社を選びたいのです。
あなたと企業の双方が納得できたら「転職」が成立する、と考えて良いと思います。

仮に不採用だったとしても

仮に不採用だったとしても、あなたの能力がないのではなくて、欲しい人材とあなたのシンクロ率があまり高くなかっただけです。気を取り直して次にいってください。

(私ではないのですが)逆に優秀すぎて不採用、という不思議なケースもあります。だから不採用でも落ち込む必要はまったくないんです。

逆に内定をもらっても、こちらがベストな転職先だと思わなければ断っていいのです。同等の関係ですから、こちらも会社を試験しているという気持ちを忘れないでください。

〇 内定をもらえないときに読む記事です。

【すぐわかる】転職でなかなか内定がもらえない人が読む記事

注意点

ただし上記の話はあくまで『在職中の転職』の話で、退職してから転職活動すると、足元を見られて一気に企業優位になります。だからできるだけ在職中に転職することをおすすめします。
どうしても先に退職する場合については、

次回の転職のベテランが考える、『退職後』に転職する方法を読んでみてください。

さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

転職のポイントについてまとめてみました。これがみなさんの転職の助けに少しでもなればと思います。

自信を持って堂々と、企業とは対等に、筋の通ったストーリーを展開する、というのを思い出しながら、転職活動をしてみてください。


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