みなさんこんにちは、今の会社ではモチベーション5%で仕事している氷河期の住人だよ。
今日はみなさんよく聞く”モチベーション”という言葉についての記事ですよ!
そもそも「モチベーションが上がったり下がったりって、いったいどういう意味?」って思ったことないですか?よく耳にするけど全くもって意味不明な言葉、それがモチベーションです。
私も昔はよくわかりませんでした。最初に聞いたのは確か15年くらい前のテレビのサッカー中継だったと思います。「選手もモチベーションを保つのが難しいですね」とか言ってたのをうっすら覚えています。(サッカー中継って意識高そうな横文字をブッ込みがちですよね)
結論から言いますと『日常のモチベーションの高い低いっていうのは目標設定があやふやだから起きる』ということです。
私は運が良かったのか悪かったのか、いろんなものを背負って仕事をする機会がありました。そのとき自分の「モチベーション100%」というのを経験し、知ることが出来ました。(本文でもう少し詳しく書きます・・)
それではこれからモチベーション100%状態について書きますが、これを読んで頂いた方にはモチベーションに『目盛り』がつくのではないかと思います。そうすると他人から何かされたとしても、モチベーションをうまくコントロールできるようになるのではないかと思います。
そもそもモチベーションって何?
目次(クリックできるよ!)
動機づけ(モチベーション)とは、行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能。(Wikipediaより)
動機づけ
動機づけ(どうきづけ、motivation/mòʊṭəvéɪʃən(米国英語), m`əʊṭəvéɪʃən(英国英語)/、 モチベーション )とは、行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能。 …
・・・わかるような、わからないような感じですね。
1番近い言葉でいうと「やる気」です。(厳密には違いますが)
モチベーションが高くなる要因って何?
要は「やる気が上がってる」状態です。みなさんはどんな時やる気が出ますか?だいたいこんな感じだと思います。
- 頑張ったらなんか買ってくれるとき
- スポーツを頑張ったらいい成績が取れるっていうとき
- ただ単に楽しいことをやるとき
Wikipediaにもほぼ似たようなことが書いてありました。
- 外発的動機づけ - 義務、賞罰、強制によるもの
- 達成動機づけ ― 目標を達成することによる
- 内発的動機づけ - 好奇心や関心によるもの
です。
つまり、この3つが完璧に揃うと『モチベーション100%』になるはずです。
モチベーション100%状態
私は運が良かったのか悪かったのか、上に書いた3つの「動機づけ」が完璧に揃って、モチベーション100%状態になったことがあります。
夢を追って入社した会社がメーカーと国の威信をかけて世界のライバル企業と競うという、ものすごくわかりやすい仕事内容だったのです。この1文だけで3つ全部入っているというのがわかりますね。
この時の仕事は激務とかいう言葉では表現できないくらいハードでしたし、給料も低かったです。
おまけに2時間に1回ペースで怒号が響き渡る会社です。
でもモチベーション100%状態だと気にならなくなります。私の場合ですが、こんな感じになります。
- 疲れを感じにくくなる(感じないだけで疲れてるので注意)
- 精神的、金銭的に良くない状態でも気にならない、目標以外は目に入らなくなる
- 自分の身がどうなろうと、仕事で結果を出すこと(=目標達成)が一番
いいのか悪いのかわかりませんね。ブラック企業で楽しそうな顔して働いている人がコレですね。
つまり仕事のモチベーションは
自分の身 < 仕事
になるとモチベーション100%と言えるのかもしれません。
自分の『モチベーション100%』はどうやったら気づく?
自分の身より仕事が大事だと思った時がモチベーション100%だ、といってもその当時は気が付かないもので、私はモチベーションが下がりださないと、そこがピークだと気づきませんでした。
その状態から離れて少したってから、「ああ、あれが人生で一番モチベーションが高かった時だったんだな」って思って初めてモチベーション100%を知ることができると思います。
そもそも夢のために高い目標を目指してない人は、たぶん一生モチベーション100%を知ることはないと思います。部活動でもなんでもいいから、若いうちに高い目標を目指すことを経験しておくことをおススメします。
モチベーションが下がるって何?
よく「上司に小言を言われてモチベーション下がった」とか言いますよね。私もよく言ってました。
でもよく考えると、高い目標を目指す人にとって、上司の行動って上の『3つの動機づけ』のどれにもあてはまらないんです。(しいて言うなら外発的の『強制』くらいです)
つまり上司の行動でモチベーションが下がったというより、
- それがきっかけで元々モチベーションが低かったことに気づいた
- 目標の設定があやふやで、目標が「毎日楽しければそれでいい」になってる
このどちらかではないかと思います。目標が「毎日楽しければそれでいい」なら、楽しくないことが起きればモチベーションは低下するはずです。
「モチベーションが下がった」体験談
私もモチベーション100%を経験するまでは「せめて人並みの年収を」「夢だった仕事につきたい」とかを目標としていました。その時って、上司にどう言われてもあまり気になりませんでした。
しかし夢だった仕事が不況で無くなり他の会社に転職してからは、上司の行動でかなり気分が落ち込むことが増えました。これは目標を見失ったからなのかな、と思います。
ひょっとすると、高い目標を設定してモチベーションを上げることが、「鈍感力」を身に付ける方法かもしれませんね。
おわりに
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
モチベーションという謎の言葉に支配されてると感じた方が少しでもラクになってくれたらうれしいです。
私も頭の中で整理がついた時から、少し毎日が楽になった気がしました。
これはあくまで私の経験と「動機づけ」について調べた結果をまとめたものです。参考資料の中で一番シンプルでわかりやすいのは結局Wikipediaだったかな、と思います。
似たようなものに「アドラー心理学」というのもあるみたいですが、読めてません。
この記事では仕事のモチベーションで書いてますが、仕事以外でも同じようなことが言えるのではないかと思います。
みなさんも目標を上手く設定してモチベーションをうまくコントロールしてみてください。(私は苦手ですが)
※個人差もありますし、心理学的に間違いがあるかもしれませんが、ほぼ体験談からの考察です。ご理解ください。
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